30 年前のドライバーは今と何が違う?大きく進化したのは【調整の幅】!

この 32 年でクラブはどのように進化したのか。

記念号当時の時代を象徴するクラブと、最新クラブを同じカテゴリーどうしで比較してみた!

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最新モデルのほうが弾道が大きく変わる

小さな調節で大きな効果が出せるようになった!

200号が出た2007年は、可変ウエイトを4カ所に搭載したテーラーメイド「r7 スーパークワッド」が誕生した年。弾道調整機能という当時としては画期的な新機能で、プロ・アマ両方に大ヒットしたドライバーでした。

これと同じく可変ウエイトを4カ所に搭載するロイヤルコレクション「TM-X」と打ち比べてみました。前者はウエイトが12gと1gが各2個。後者は6gと2gと1gが2個の計4個です。

それぞれウエイトの位置を入れ替えて弾道の変化を見ると「TM-X」のほうが、違いが大きく現れ、小さなウエイトでも大きな弾道変化を演出できるようになっている。弾道調整の幅も大きく進化していることがわかりました。

1gと12gのウエイトでも差は小さい

12g2個、1g2個の位置を前後に入れ替えて打つと弾道に変化はあったが、22gもの重量変化を与えたほどの大きな変化は見られなかった

2gと6gのウエイトで大きな変化が

フェース前後の2gと6gのウエイト位置を交換し、深重心と浅重心にして試打。弾道に大きな変化が現れ、重心設計の進化を如実に感じた

低・深重心だけではない性能が搭載されている

フェース前後の2gと6gのウエイト位置を交換し、深重心と浅重心にして試打。弾道に大きな変化が現れ、重心設計の進化を如実に感じた

最後に300号が発売された2015年モデルと最新モデルのアイアンを、アベレージ向けの飛び系アイアン、キャロウェイの「ビッグバーサ」で比較してみました。

最新モデルはヘッド性能の進化で、打点ズレに対する寛容性が大きく向上

7番アイアンのロフトは、15年モデルが29度、23年モデルは27度ですが、意外だったのはロフトの多い15年モデルのほうが、5ヤードほど飛距離が出た点。その理由はバックスピン量で、15年モデルは4652rpmでしたが、23年モデルは7281rpmもスピンが入るため。最新モデルはスピンと高さで球を止められる性能が加わっています。

どちらも低・深重心ですが、ポケットキャビティから中空への構造の変化などで、アイアンに求める性能をより発揮する進化を遂げていました。

低・深重心のさらなる追求!最適な重心位置へ

超低・深重心のポケキャビ(左)から、重心をさらに最適化できる中空構造(右)にすることで、飛ぶだけでなく球を止められるアイアンに進化

試打・解説=樋村隆二

●ひむら・りゅうじ/1976年生まれ、千葉県出身。石井忍が主宰する「エースゴルフクラブ」千葉校のチーフインストラクター。クラブへの造詣も深い。

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