ホールインワン達成の21歳・仁井優花プロにインタビュー!「8時間以上寝るのは…」

ツアーで活躍しているプロたちは誰もが自分のゴルフをよりよいものにしていくために様々なことを考え、走り続けている。どんなことを考え、どのようにゴルフに向き合っているのか。インタビューをとおして、その姿を探っていく。

今回は、仁井優花選手にインタビューしました。

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初のフル参戦 充実した年を過ごせた

自分がしたいスイングやゴルフから外れないようにする

―― 今シーズンも終了間近ですが、振り返ってみていかがですか?

仁井:けっこう充実していたなと思います。今シーズン、はじめて1年間レギュラーツアーに出て、毎試合勉強になることが多くて、充実した1年だったなと感じています。

―― 昨年に比べて、順位も大きく上がっていますよね。

仁井:シーズン開幕当初は、リランキングを気にして試合に出ていたんですが、夏ぐらいからは、リランキングが気にならなくなりました。最初は、自分にあまり期待してなかったし、どうなるかまったくわからない感じだったんですが、自分のなかでどんどん目標ができたり、こういうゴルフがしたいって考えるようになりました。

―― 夏ごろから調子が上がっていったのですか?

仁井:開幕戦はトップテンではじまったんですが、その後はそんなにパッとした成績が出なくて、予選は通るけど……みたいなゴルフでした。でも夏のニチレイレディスあたりから調子が上がってきて、上位を目標に試合ができていたかな、と思います。

―― プレーの面で変わったことはありましたか?

仁井:プレーで何かを変えたとかはないんですが、環境にも慣れて、キャディさんとのコミュニケーションがとりやすくなっていった、というのはありますね。

―― 1年を通して試合に参戦して、体調は大丈夫でしたか?

仁井:体は強いほうだと思います。ケガなどなく1年を終えられたので、そこが1番よかったですね。今年もコロナで欠場する選手が多かったので。

―― 生活面で気をつけていることはありますか?

仁井:めっちゃ寝ること(笑)。睡眠時間はいつもしっかり確保していて、8時間以上寝るのはマストです!

―― 得意なショットは何ですか?

仁井:セカンドショットです。アイアンはあまり曲がらないタイプで、タテ距離を合わせられるのが特技だと思います。

―― 樋口久子・三菱電機レディスではホールインワンを達成していましたよね。

仁井:あのショットは手応えがよくてバッチリでしたが、自分でもびっくりです。

―― 課題にしていることは何ですか?

仁井:シーズン中はパッティングがあまりよくないと思うことがあったんですが、最近は安定してきました。今はグリーンを外したときのアプローチが課題ですね。

―― 克服するためにどういう練習をしていますか?

仁井:アプローチは芝から打てる環境で、とにかく数をこなして練習していきたいなと思っています。

―― 優勝争いを経験し、2位に入った樋口久子・三菱電機レディスはいかがでしたか?

仁井:いつもは最終日に崩れたり、初日は首位でも2日目以降がよくないとか、スコアを気にしすぎて悪くなるっていうパターンが多かったんです。三菱電機レディスは自分に期待しすぎず、平常心でいることを意識してやっていました。優勝したかったんですが、いい経験ができてよかったなと思います。

―― 普段と違ったことは何かありました?

仁井:それこそホールインワンしたときは「今日はもってるな!」と思いました(笑)

―― 試合が終わったあとは、どういう心境でしたか?

仁井:精一杯やったので、試合が終わってすぐは、仕方ないかなっていう気持ちが大きかったんですが、ホテルに帰ってきたら悔しさが湧いてきて、こういう風にしとけばよかったな、みたいなことを考えていました。でも、その感情を引きずらずに、次の日から切り替えていけました。

アドバイスをもらう コーチはトップアマ

「アイアンのタテ距離を合わせられる」特技でホールインワンを達成!

―― この人に出会わなかったら、今の自分はいないというような人物はいますか?

仁井:ずっと父にゴルフを教えてもらっていて、ほかにコーチをつけずにやっていたのですが、中学生ぐらいのときに練習場でアマチュアの大会に出ているすごく上手な方に出会って、アドバイスをもらうようになりました。それまで感覚でゴルフをしていたんですが、理論的にスイングを分析したりするようになり、今でも試合前にその人に電話したりしてアドバイスをもらっています。

ミヤギテレビ杯の前あたりまでずっと調子が悪くて、予選落ちが続いていて、自分でもどういうふうにスイングをしたらいいのか迷っていたときにもらったアドバイスがすごくよくて、そこから調子がよくなりました。

―― プロコーチではない方の意見を聞くということに、抵抗はなかったのですか?

仁井:その人の理論を聞いて、自分のしたいスイングに合ってるなって思ったんです。中学生ぐらいまでは教えてくれる人が父しかいませんでしたが、今はいろいろな意見を取り入れるようにしています。もちろん、合うか合わないかは、自分で決めるんですけどね。とりあえずやってみよう! という気持ちが強いです。

―― 自分に合わないこともやってみるんですね。

仁井:はい。合わないってことがわかってよかった、と思います。私は、すごい有名なコーチに「こうしたほうが絶対いいよ」といわれたら「そうなんだ!」って納得しちゃうタイプ。だからこそ、自分がしたいスイングやゴルフを明確にして、それから外れないように気をつけています。

――21歳なのにすごくしっかりしていますね。ゴルフを続けるモチベーションになっていることは?

仁井:注目されることが好きで、それがモチベーションになっていますね。プロゴルファーは自分に向いてる職業だと思います!

―― 最終的な目標は?

仁井:よく海外に行きたいかって聞かれますが、正直、海外で試合がしたいという思いはまだそんなになくて。自分のなかでまだ現実味がないことなんですよね。でも海外で試合をするのはすごく好きなんで、将来的には挑戦したいと思います。あと、昔からずっとオリンピックに出場したいっていう夢があるので、いつか出たいです! その前に初優勝、そしてリコーカップに絶対出たいという思いもあります。

―― 最後にファンに向けて、ひと言お願いします。

仁井:1年間、たくさんの声援と応援をしてくださってありがとうございました。また来シーズンも全力でガンバるので、応援よろしくお願いします!

いかがでしたか? これからの仁井選手の活躍を応援していきましょう!

仁井優花
Profile
●にい・ゆうか/2002年生まれ、大阪府出身。今シーズンは、パナソニックオープンで4位タイ、大東建託・いい部屋ネットレディスで5位タイ、樋口久子 三菱電機レディスで2位タイに入った。エレコム所属。

写真=ゲーリー小林

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