飛ばせる“テークバック”はどっち?「顔を動かすと…」とドラコン選手が解説!
“飛ばし”といえばドラコン! そこで、ドラコン競技会のトップ選手であるエンター豊田さんと押尾紗樹さんに対談をお願いし、私生活の話やトレーニング方法などを語ってもらった。もちろん、2人の飛ばしのコツも聞いてみた!
【関連記事】7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説
飛ばせる軌道と捻転を意識
僕は今回、とにかくぶっ叩きたい人に向けてレッスンします。まず大事にしてほしいのは、ぶっ叩くための軌道を作ること。「強く叩ける軌道」に変えるだけで、飛距離は確実に上がります。あとはバックスイングでの体の回し方にもポイントがあります。ドラコン選手は「捻転」が大事です。ちょっとした工夫で、体を大きく捻転させたトップを作ることができます。
押尾さんからは、あと10ヤード伸ばすにはどうしたらいいか?と質問されましたが、今から教えるドリルをすれば、みなさんもきっと飛距離アップできますよ!
1.ボールをぶっ叩く軌道を作る
飛ばす人のスイング軌道は、バックスイングの軌道とダウンスイングの軌道に「差」がある。バックスイングでは大きくクラブを動かしていき、ダウンスイングで手元をグッと体に引きつける。イメージが湧かない人はタオルの先を結んで、それを遠くに投げる練習がオススメ。遠くに飛ばそうとすると、自然に手元を体に引きつける動きになるはずだ。
2.テークバックで顔を動かすと体が回りやすい!
飛ばすためには軸を意識したスイングが大事。背中の軸を意識して回ろうとすると、頭を止めて打つ人が多いかもしれないが、それは間違い。頭は背骨よりも前にあるので、体の構造上、顔を少し動かさないと軸に沿って回ることができない。顔を動かせば、体も回りやすくなり、トップでしっかりパワーを溜めることができる。
3.インパクトで手元を止めてヘッドを先行させる
さらに飛ばしを求める人は、インパクトで手元と腰を止めるイメージをもつといい。ドラコン選手の多くは、インパクトでヘッドが走るように手元を止めてスイングしている。止めるといっても実際は完全に止めはしないので、止める意識は強すぎないのがベター。ワッグルのYouTube動画でも解説しているので、スイングを見ながら確認するのがオススメ。
いかがでしたか? 豊田選手のように力強く飛距離アップしたい人はぜひこの練習方法を取り入れてみましょう。
エンター豊田
●とよだ・たつひろ/1988年生まれ、茨城県出身。184cm、115kg。ドラコン選手として活躍。最長飛距離保持者で、その距離なんと479ヤード。JPLA所属。
押尾紗樹
●おしお・さき/1993年生まれ、埼玉県 出身。158cm。プロドラコンツアー全日 本選手権 3連覇のドラコン界の女王。公式最長記録は377ヤード。JPDA所属。
写真=小林司
協力=長太郎カントリークラブ[PGM]
【あわせて読みたい】
最新アイアンシャフトの“失敗しない”選び方!クラブの専門家が伝授
「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選
「天使か」西村優菜、“かわいすぎる”ウェア姿を披露!ファンから称賛の声集まる