絶好調・勝みなみのスイングを解説!アマも取り入れるべき動きとは?

今回はアイアンショットの連続写真が教材。体の使い方は三者三様なので自分に合ったスタイルを見つけよう!

勝みなみプロのスイングを、向江寛尚プロに解説してもらいました!

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中高年や女子にもオススメ!重力を利用したシンプルなスイング

③両ヒジをやわらかく使ってクラブをなるべく高く上げていく

勝選手は背骨を軸とした回転運動よりも、クラブを上から下に下ろすスイングで重力をうまく使って打っています。そのため③のトップは、かなりアップライト気味ですね。クラブをタテに動かすシンプルなスイングですが、高い位置からボールに向かってクラブを振り下ろすときは、右手で叩こうとするとカット軌道になりやすい。

ですが彼女は、クラブがしっかりインサイドから入っています。これは、ハンドファーストのインパクトイメージをもつといいですね。アップライトな軌道なのでトップでヒジが少し開いてOKです。高い位置からクラブを下ろしたら、勝選手のようにフォローを高くする意識も軌道の乱れを防ぐコツになります(⑦)。

⑦高いトップに合わせてフォローやフィニッシュも高い位置へと振り抜いていく

このスイングは大きく深い捻転を必要としないので、体のやわらかさは重要ではありません。柔軟性が衰えた中高年にオススメですが、力を込めやすいので非力な女性も飛ばせるスイングです。また、回転運動で振るとクラブが寝てしまう人やフェースが開く人にもオススメですよ。

いかがでしたか? スイングに自信のない方も、この記事を参考に体の使い方をマスターしましょう!

勝みなみ
●かつ・みなみ/1998年生まれ、鹿児島県出身。157cm。22年はダイキンオーキッドレディスで4位タイ、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで9位タイ、リゾートトラストレディスで5位タイに入った。明治安田生命所属。

解説=向江寛尚
●むかえ・ひろたか/1972年生まれ、東京都出身。法政大学卒業後、99年にプロ転向。多くのトーナメント出場の経験を積み、05年からレッスン活動を開始。現在は東京・二子玉川にあるオンワードゴルフアカデミーなどで、多くのアマチュアをレッスンしている。

写真=相田克己

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